
ハウスメーカーに住宅購入の予算を聞かれたけど、本当の年収を教えてはいけないって本当?



本当です。ハウスメーカーとの打ち合わせで早い段階で本当の年収を教えると酷いことになります。



えっ!?酷いことになるの?でも、年収を教えないと予算がわからないから提案してもらえないんじゃないの?



そんなことはありません。しっかり対処すれば、きちんと提案してもらえます。年収で決め付けられるのはかえって危険です。
マイホームを建てようと思ったらまずは気になるのが予算。予算を決めるには年収から逆算する方が大半かと思いますが、本当の年収はハウスメーカーに教えると良いことはありません。この記事ではハウスメーカーに本当の年収を教えてはいけない理由と対処法を解説します。この記事を読んでいただければ、ハウスメーカーとの予算交渉をスムーズに進められるようになります。
- ハウスメーカーに年収を教えてはいけない【理由】
- ハウスメーカーに年収を教えてはいけない【対処法】
- ハウスメーカーに年収を教えてはいけない【まとめ】
ハウスメーカーに本当の年収を教えてはいけない【理由】
ハウスメーカーに本当の年収を教えてはいけない理由は以下の通りです。
- こちらの意向は無視
- 予算を決めつけたゴリ押し
- 露骨に上積みを狙ってくる
一つ一つ解説します。
こちらの意向は無視
ハウスメーカーに本当の年収を教えてしまうと、予算に対するこちらの意向は無視されます。ハウスメーカーにとっては、あなたの年収が分かった時点で、あなたの年収に当てはまったプランが売れれば良いからです。一般的に住宅ローンは年収の7倍まで組めると言いますが、ハウスメーカーはこのラインを目指して提案してきます。こちらの意向を通すためにも、本当の年収を教えてはいけません。
予算を決めつけたゴリ押し
ハウスメーカーに本当の年収を教えてしまうと、予算を決めつけたゴリ押しが始まります。これもあなたの年収がわかっているから。より高いもの、より売りたいものを勧められるようになります。木造が良くても鉄骨、使う素材は無垢材。こんな感じで基本的には予算をオーバーする高い素材をゴリ押しされます。
露骨に上積みを狙ってくる
ハウスメーカーに本当の年収を教えてしまうと、露骨に上積みを狙われます。当然、あなたの年収がわかっているからです。夢を見させて、予算上限まで露骨に高額商品を売り込まれます。身の丈に合わないといっても譲りません。年収がわかっているから、無理な予算組みも通ると思われて上積みを狙われます。不愉快です。


ハウスメーカーに本当の年収を教えてはいけない【対処法】
ハウスメーカーに本当の年収を教えずに話を進めるための対処法は以下の通りです。
- 低めの年収を申告
- 担当を変えてもらう
- ハウスメーカーを見直す
- 見積もりをとってから打ち合わせする
低めの年収を申告
低めの年収を申告しましょう。年収が低いからといってぞんざいに扱われることはないからです。真剣に話を聞いてくれるかも一つのバロメーター。年収でお客さんを選ぶような態度が見られれば、そのハウスメーカーを選ばなければ良いだけです。低めの年収で打ち合わせをしながら、信用できそうであれば本当の年収を明かしましょう。目安は手取りを額面と申告するくらいがちょうど良いかもしれません。
担当を変えてもらう
噛み合わなければ担当を変えてもらうと好転する可能性が有ります。営業担当は年収を元に提案してくる人間ばかりではありません。担当が変われば対応が変わる可能性もあります。遠慮せずに担当者を変えてもらいましょう。担当者によってガラッと変わることもあります。
ハウスメーカーを見直す
担当の変更で好転しないなら、ハウスメーカー自体を変えてしまうのも有りです。営業姿勢は企業風土を表しているからです。予算ありきで売り込もうとする企業風土はちょっと気をつければ見えてきますので、違和感があればハウスメーカーごと変えましょう。良心的なハウスメーカーはたくさんあります。
見積もりをとってから打ち合わせする
ハウスメーカーに本当の年収を伝えると、意向は無視され、予算をゴリ押しされ、露骨に上積みを狙われます。ハウスメーカーも利益を得たいからです。これを避けるためには、私たちも勉強しなければなりません。きちんとした情報を得て、打ち合わせに臨むことでハウスメーカーのいいように交渉が進められることは避けられます。
特にオススメなのはタウンライフであらかじめ見積もりをとっておくことです。年収から予算で足元を見られることはなくなります。なぜなら、意向にそった見積もりを展示場に行く前に手にすることができるからです。
無料ですので準備はしておかれることをオススメします。
ハウスメーカーに本当の年収を教えてはいけない【まとめ】
ハウスメーカーとの打ち合わせで、本当の年収を教えてはいけません。年収を元にした提案しか受けられないからです。例えば、予算を抑えて建てたいという意向はほぼ100%無視されます。そうならないためにも、事前に見積もりをとるなどの準備をしっかりされることをオススメします。
気持ちの良いマイホーム計画を進めるためにも、本当の年収は教えてはいけません。







