
思わず口にしちゃうキャッチフレーズってあるよね。何か決まった法則があるのかな?
耳に残って離れない魔法のようなキャッチフレーズ。
気の利いた魅力的なキャッチフレーズは印象に残り、長く愛されます。
自己PRに、サイトのPRに、キャッチフレーズが決まれば魅力も数倍に膨れ上がります。
キャッチフレーズはどんなものが良いのでしょうか?
- 耳に残るキャッチフレーズの法則
- 魅力的なキャッチフレーズの作り方
キャッチフレーズの作り方【語呂がいい言葉】
語呂が良く、リズムにハマる言葉はキャッチフレーズに非常に向いています。
例えば『セブンイレブン、いい気分』は誰もがよく知るキャッチフレーズですが、大きく2つの特徴があります。
七五調といった語呂が良い点と、韻を踏むことで強い印象を残している点です。
七五調の法則
俳句や短歌の五七五調に見られるように、日本語には特有の心地よいリズムがあります。この特有のリズムは親しみやすさを与えて、心地よさすら覚える見事なフレーズになります。
先ほどの『セブンイレブン、いい気分』は前半の『セブンイレブン』が七語、『いい気分』が五語で構成されています。
五七五だと完全に俳句や川柳になりますが、五七や七五でも耳障りが良い、収まりの良いキャッチフレーズになります。
- 『店で調べて、家で買う』(ニッセン)
- 『目の付け所が、シャープでしょ』(シャープ)
- 『野菜をもっと、食べましょう』(キューピー)
このように耳障りが良く、収まりの良いキャッチフレーズが多数あります。思わず語尾に『Hey!』とか『はい!』とか入れたくなる独特のリズムが特徴です。
七五調以外にも耳障りのいい調子のパターンは複数ありますので事例と共にご紹介します。
※ぜひ、声に出して読んでください!
四四五調
- 明日は、明日の、風が吹く
- いくつに、なっても、甘えん坊
- 驚き、桃の木、山椒の木
- 桃栗、三年、柿八年
- 世界の、果てまで、イッテQ
三四五調(七五調含む)
- 嫌よ、嫌よも、好きのうち
- 巨人、大鵬、卵焼き
- サイン、コサイン、タンジェント
- 酒は、飲んでも、飲まれるな
- セブン、イレブン、いい気分
四三五調(七五調含む)
- 一富士、二鷹、三茄子
- すももも、ももも、もものうち
- 欲しがり、ません、勝つまでは
- 大きい、ことは、いいことだ
- 為替と、株の、値動きです
四四七調
- いい国、作ろう、鎌倉幕府
- 板垣、死すとも、自由は死せず
- 玄関、開けたら、サトウのご飯
キャッチフレーズの作り方【耳にに残る言葉】
耳に残り、強い印象を残す手法に『韻』があります。韻を踏むことでリズムが加速され、強い印象を残しながらも繰り返し口にしたくなる絶妙な効果が生まれます。
韻
- セブン、イレブン、いいきぶん
- おどろき、もものき、山椒のき
- ラーメン、つけめん、ぼくイケメン
キャッチフレーズの作り方
語呂がいい言葉使いを選び、可能ならば韻を踏む遊び心を持って作っていきます。
自己PRなら自己紹介も兼ねて、属性や専門性のわかるフレーズを入れるとなお効果的です。
ちなみに私のブログの現在のキャッチフレーズは『アラフォー(四)、リーマンの(四)、雑記ブログ(五)』で、無意識のうちに四四五調で作っていました。
例えば、三四五の全体をキャッチフレーズにするのか、三四はキャッチフレーズで五はサイト名にするか、好みや響きで決めると良いでしょう。
- 『あなたの、身近に、いぬばなブログ』(四四七)
- 『あなたの、身近な、アドバイザー、いぬばなブログ』(四四五)など
キャッチフレーズの作り方【まとめ】
- キャッチフレーズには一定の法則があります。
- 語呂合わせで作ることで一定のリズムが生まれます。
- 韻を踏むことで、耳に残る印象的な響きになります。
- 自己PRになる独自のフレーズを入れると効果的です。
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