
昇進や資格取得のために勉強したいけど、なかなか勉強できないな。隙間時間を使って効率よく勉強する方法ないかな?
こんな悩みにお答えします。
社会人として働きながら勉強するって大変ですよね。
家に帰っても、疲れてやる気が出なかったり、家事や育児に追われたり・・・。
そんな忙しい社会人でも、ちょっとした隙間時間を上手に活用できれば十分な学習効果を得ることができます。その一つの例が通勤時間の活用です。
この記事では、社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法をご紹介します。
この記事でご紹介する勉強法は、実際に私がファイナンシャルプランナー(AFP・CFP) やTOEICなどにチャレンジした際に使った方法や考え方です。資格試験の勉強に限らず、自己啓発本やビジネス書などで自分自身をワンランクステップアップさせたい時に、応用できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法【結論】


社会人が通勤時間で効率よく勉強するためには、勉強を習慣化することが大切です。
1日10分でも習慣にしてインプットしていくことで着実に目標とするゴールに近付くからです。
満員電車で座れなくても、本を広げることができなくても、どんなシチュエーションでもインプットすることができれば、着実に積み上がりますよね。
つまり、通勤時間で効率よく勉強するためには、勉強を習慣化することが大切なんです。
社会人が通勤時間の勉強を習慣化することは、以下のステップで実現できます。
- たくさん勉強しようとしない
- 変わった方法を取らない
- できる限り楽をする
- スマホを活用する
- イヤホンを活用する
- 参考書は小型化して常に持ち歩く



勉強の習慣化って言われたって、急に習慣化なんかできないよ。
まさしくその通り。ですが、勉強を習慣化することは考え方次第でハードルをグッと下げることができます。
まずは習慣化へのハードルをグッと下げる発想からご紹介します。
社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法【勉強を習慣化する3つの考え方】


勉強を習慣化するためには考え方を変える必要があります。
といっても難しいことはなく、既にできていることを利用してハードルを下げます。
通勤時間の勉強は、習慣化することがとても簡単なことだと理解してください。
なぜなら、「通勤」自体が既に習慣になっていることだからです。新しいことを始めるのではなく、「通勤」という既に習慣になっていることを利用するだけです。
既に習慣になっている「通勤時間」=「勉強時間」にしてしまえば手っ取り早く勉強を習慣化することができます。
「通勤時間」を「勉強時間」にする3つの考え方をご紹介します。
- たくさん勉強しようとしない
- 変わった方法を取らない
- できる限り楽をする
たくさん勉強しようとしない
一度にたくさん勉強しようとは考えないようにしましょう。
少しでもいいと考えることが勉強へのハードルをグッと下げるからです。
参考書1ページでも専門用語を1つ覚えるでもいいでしょう。少ない勉強量を続けることから始めれば、習慣化へのハードルがグッと下がります。
一度にたくさん勉強しなくても大丈夫です。
求人サービス大手のエン・ジャパンが調査したところ、自己研鑽のために勉強をしている社会人は全体の56%。この内60%の人が月に5時間以上を自己研鑽に充てています。月に5時間ということは、月300分=1日10分。1日10分勉強するだけで、社会人全体の上位30%に入る勉強量になります。1日10分でも効果的なんです。
変わった方法を取らない
勉強に気合を入れるあまり、普段と変わった方法を取ることはやめましょう。
通勤時間という習慣化された行動を利用するわけですので、変わった方法を取ることは習慣化を遠ざけてしまうからです。
例えば、勉強する時間を増やすためにわざわざ各駅停車に乗って勉強するとか、一駅余分に乗って勉強するとかです。確かに簡単に勉強時間を増やす方法にはなりますが、普段と違う行動を取ることは習慣化からはどんどん離れていってしまいます。
普段通りを心掛けて、変わった方法は取らないようにしましょう。
できる限り楽をする
できる限り楽をしましょう。
苦労したから良いわけではなく、目標とするゴールにたどり着くことが目的だからです。勉強すること自体はあくまで「手段」であり「目的」ではありません。「目的」のためには「手段」は選んでいられません。
具体的には、有料でも特急電車を利用するなどで、勉強できる環境を整えたりするのもあり。
できる限り楽な方法でゴールを目指すための方法を積極的に取り入れましょう。
まずはこの3つの考え方を取り入れてみてください。
続いて、勉強を習慣化するための具体的な工夫を3つご紹介します。
社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法【習慣化のための3つの工夫】


習慣化するためには、勉強にとりかかるまでの時間をいかにゼロに近づけるかが大切です。
思いたったら、いつでもどこでもすぐに勉強を始められる環境作りの工夫を3つご紹介します。
- スマホを活用する
- イヤホンを活用する
- 参考書は小型化して常に持ち歩く
スマホを活用する
スマホで勉強なんてできんの?スマホでする勉強なんて勉強じゃない!と思う人もいると思います。かつての私もそうでした。ところが、スマホで勉強し始めたら、勉強の習慣化が簡単にできます。
アンケート調査によると電車の中でスマホを習慣的に見ている人の割合は65%以上、ほとんどの人がSNSやまとめサイトなどを見ることが習慣になっています。実際に私も電車に乗ると、SNSやニュースサイトを開いてダラダラと閲覧する習慣がついていました。
このスマホを見るという習慣を勉強する習慣に転換したのです。いつものニュースサイトを参考書に変えてみる。
スマホを活用して勉強をするという方法は、手っ取り早く勉強を習慣化できます。
イヤホンを活用する
イヤホンを活用して音声で勉強しましょう。
視覚情報の他にも聴覚情報でインプットすると、学習効果がさらに上がるからです。
例えば、TOEIC学習はリスニングの学習も兼ねることができて学習が捗りますし、スマホの読み上げ機能を使ってKindleをオーディオブック化させると読みづらいビジネス書でもフルにインプットすることができます。
イヤホンを活用して音声での勉強も取り入れましょう。
参考書は小型化して常に持ち歩く
参考書は切り分けてでも、小型化して持ち歩きましょう。
分厚い参考書をそのまま使うことは「重くて持ち運べない」「大きすぎて広げられない」といったできない言い訳になるからです。
例えば、一日の通勤で勉強できるページ数(2〜3ページ)で参考書を切り分けて、持ち運ぶことなどは効果的です。通勤時間でインプットできる量は限られています。ほんのちょっとでいいんです。
あっ、勉強が終わったら参考書をメルカリで売ろうとかはあまりオススメしません。参考書を綺麗に使っている人で、効率的な勉強をしている人を見たことがありません。はい、以前の私です。
参考書は切り分けてでも、小型化して持ち歩きましょう。
以上、ここまでは通勤時間の勉強を効率化するための「考え方の工夫」「習慣化するための工夫」をご紹介しました。最後に、通勤時間の勉強を効率よく加速化させてくれる便利なツールをご紹介します。
社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法【習慣化を加速させる3つのツール】


余裕があれば、通勤時間の勉強習慣を加速させるツールを取り入れましょう。
わずかな投資で、手っ取り早く勉強時間や効率を手に入れることができるからです。
社会人の勉強しない言い訳のトップは「時間がない」です。ならば勉強時間を作ればいいのです。
簡単に勉強時間を捻出してくれるツールを3つご紹介します。
- Kindle
- Audible
- AirPods Pro
Kindle
KindleはAmazonの提供する電子書籍リーダーです。
最新のベストセラーやコミックなど、70万冊以上の和書を含む700万冊以上の豊富な品揃え。Kindle Unlimitedに加入すると、200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題で楽しめます。
スマホを使うことによる、SNSやスマホゲームなどの誘惑がなくなり、思った以上に勉強が捗ります。
通勤電車の混雑で本を広げられない時にも、コンパクトサイズで活躍します。
Kindle Unlimitedの詳細については>>【読書量が爆増】kindle unlimitedの使い方をご覧ください。
Audible
AudibleはAmazonが提供する「本を聴く」ことをコンセプトにしたオーディオブックサービスです。
話題のビジネス書などはAudibleを活用するとプロの声優の抑揚ある読み上げで、頭にもスッと入って捗ります。
通勤電車でつり革や手すりに捕まると手が塞がってKindleすら開けない、なんて時でも手ぶらで学習できるのが魅力です。
Audibleの詳細については>>本は読まずに聴く!アマゾンオーディブルの使い方をご確認ください。
AirPods Pro
AirPods Pro
いくつかある優れた機能の中でも、ノイズキャンセル機能が非常に優れているからです。
ハッキリ言ってAirPods Proを使ったらもう他のイヤホンには戻れません。ストレスフリーで接続、高機能なノイズキャンセルは下手な耳栓より優秀。通勤時間の勉強で集中力を増したければ、使うしかない最強ツールです。
AirPods Proは通勤時の勉強に必須のツールです。
社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法【まとめ】


社会人が通勤時間で効率よく勉強する方法は3ステップで実現できます。
まずは騙されたと思って、試してみてください。
- たくさん勉強しようとしない
- 変わった方法を取らない
- できる限り楽をする
- スマホを活用する
- イヤホンを活用する
- 参考書は小型化して常に持ち歩く